ウルセラピー、ウルセラ
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目次
ウルセラピー、ウルセラとは?
「ウルセラ(Ulthera)」は、アメリカのUlthera社が開発した高密度焦点式超音波(HIFU)技術を用いた医療機器の名称です。ウルセラピー(Ultherapy)」は、そのウルセラ機器を使った施術の名称です。
ウルセラピー、ウルセラによって期待できるメリット
ウルセラピーによって期待できるメリットには以下のようなものがあります。
- 皮膚のリフトアップ:SMAS層に直接働きかけることで、たるんだ皮膚を引き締めます。
- 自然な若返り効果:コラーゲンの生成が促進され、施術後数か月かけて肌のハリが改善されます。
- ダウンタイムが少ない:施術後すぐに日常生活に戻ることができ、長期間の回復期間が不要です。
- 持続効果が長い:個人差はあるものの、1回の施術で約半年~1年程度のリフトアップ効果が期待できます。
施術内容
ウルセラは、超音波エネルギーを皮膚の奥深く(SMAS層)まで届け、たるみを改善する治療です。SMAS層は、外科的なフェイスリフト手術でも引き上げの対象となる層であり、ウルセラはメスを使わずにこの層を引き締めることができます。
施術は以下のような流れで行われます:
- カウンセリングと診察:患者の肌の状態を確認し、適切な施術プランを決定します。
- ジェルの塗布:超音波の伝達を良くするための専用ジェルを施術部位に塗布します。
- 超音波エネルギーの照射:専用の機器を使い、皮膚の奥深くに高密度の超音波を照射します。施術時間は約30分~90分程度です。
- 終了とアフターケアの説明:施術後の注意点を伝え、施術完了となります。
施術後のアフターケアについて
施術後の肌は一時的に敏感になっているため、適切なアフターケアが重要です。
- 紫外線対策を徹底する:日焼けは肌のダメージを悪化させるため、日焼け止め(SPF30以上)を塗る、帽子や日傘を活用するなどの対策を行いましょう。
- 保湿ケアを十分に行う:施術後の肌は乾燥しやすいため、セラミドやヒアルロン酸配合の保湿剤を使用してしっかりとケアします。
- 刺激の強いスキンケアは避ける:ピーリングやスクラブ、アルコールを含む化粧水の使用は施術後1週間程度は控えることが推奨されます。
- 施術後すぐの入浴・運動・飲酒は避ける:血行が良くなりすぎると赤みや腫れが長引くことがあるため、当日はシャワーのみにし、激しい運動やアルコール摂取は避けましょう。
※適切なケアを行うことで、ウルセラの効果を最大限に引き出し、持続させることができます。
ウルセラについてのよくある質問と回答(FAQ)
- ウルセラの施術は痛いですか?
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ウルセラは超音波をSMAS層まで届けるため、照射時に熱感やピリッとした痛みを感じることがあります。個人差はありますが、痛みに弱い方は麻酔クリームを使用することも可能です。
- ウルセラの効果はいつから実感できますか?
-
施術直後からある程度の引き締まりを感じることができますが、本格的なリフトアップ効果は2〜3か月後にコラーゲンが増生されることで最大化されます。
- ウルセラの効果はどのくらい持続しますか?
-
効果の持続期間は約半年~1年とされています。年齢や肌の状態によって異なりますが、1年に1回程度の施術を推奨されることが多いです。
- ウルセラの効果はいつから実感できますか?
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施術直後からある程度の引き締まりを感じることができますが、本格的なリフトアップ効果は2〜3か月後にコラーゲンが増生されることで最大化されます。
- ウルセラの効果はどのくらい持続しますか?
-
効果の持続期間は約半年~1年とされています。年齢や肌の状態によって異なりますが、1年に1回程度の施術を推奨されることが多いです。
- ウルセラの施術後にすぐメイクできますか?
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施術直後からメイク可能です。ただし、肌が一時的に敏感になっているため、刺激の少ないスキンケアや化粧品を使用するのがおすすめです。
- ウルセラの施術後に注意すべきことは?
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- 紫外線対策を徹底する(日焼け止め、帽子、日傘など)
- 保湿ケアをしっかり行う(乾燥しやすくなるため)
- 施術当日は激しい運動・飲酒・入浴を避ける(赤みや腫れを防ぐため)
- 強いマッサージやエステは1週間ほど控える
- ウルセラの施術を受けられない人はいますか?
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以下の方は施術を避けるべき場合があります。
- 重度のたるみがある方(ウルセラだけでは効果が十分でない場合があり、外科的手術のほうが適している場合も)
- 妊娠中・授乳中の方
- 皮膚疾患や感染症がある方(炎症や傷がある場合は回復後に施術可能)
- 金属製のプレートやシリコンを顔に埋め込んでいる方(超音波が影響を与える可能性があるため)
- ウルセラと糸リフトを併用することはできますか?
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併用可能です。ウルセラで土台のリフトアップを行い、糸リフトでさらに細かい調整を加えることで、より高い効果が期待できます。ただし、施術の順番や間隔については医師と相談するのがベストです。